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突然頂いた1本のハーモニカ EasttopのRapsody
最近、Easttopのハーモニカ「ラプソディー」が私のもとに届きました。
実は、これは「演奏を試してみてほしい」とのことで、Easttopの社長から送られてきたものです。
まだ使い始めたばかりではありますが、吹いた瞬間に感じたのは、音の明るさと粒揃いな生真面目さ。
とても綺麗な音色で、息を入れたときの響きには、思わず驚きました。
社長からはこんなメッセージもいただきました。
"For the playing videos, welcome to share it with me, and you also can share it on your social media platforms."
(演奏動画があれば、ぜひ私にもシェアしてください。また、SNSなどのプラットフォームにも投稿して構いませんよ)
そのため、Easttopで演奏した動画を、私のサイトからもご紹介させていただくことにしました。
しかし、思いがけず私の演奏に目を留めてくださったこと、本当にありがたく思っています。
音楽という共通言語を通して、国や文化を越えてつながれる──それが、ハーモニカという小さな楽器の持つ大きな力だと改めて感じました。
ところで、私は、どんなハーモニカでも「そのまま」では使わないんです。
今回はあえて何の調整もせずに演奏してみたので、少し硬い音に感じられたかもしれません。
吹きやすさや反応性、ピッチの微妙な違いにもとても敏感で、自分がストレスなく表現できるように、リードやスライドの調整は徹底してもらう必要があります。
どんなメーカーのハーモニカでも、どんなスタイルであっても、少しでも「気になる」と感じるところがあると、もうそれが気になって、演奏どころではなくなってしまうんです。
だからこそ、自分の手で育てながら、少しずつ「この音が出したかった」と思えるような1本に仕上げていきたい。
これまで使ってきたハーモニカは、自分の手でじっくり育てきった1本。
今は少し弱ってる感じもあるけど(笑)、それもまた愛着です。
せっかくいただいたハーモニカも、そしてこれから育てていくクレモナも、どちらもすぐに自分にとっていいなって“音になる”わけじゃない。
特に重たいハーモニカは、自分に馴染むまでに時間がかかる。
でも、だからこそ、自分の手で少しずつ育てて、“この音が出したかったんだ”って思えるような1本に仕上げていきたいと思っています。
これからラプソディーがどう変化していくのか。
自分の音とどう響き合っていくのか──
それもまた、ゆっくり時間をかけて向き合っていく楽しみのひとつです。
(でも正直、クレモナ漱玉ばっかり酷使してると、また“いざという時困った!!”になっちゃうし…💦)
なんとなく、子育てがひと段落した私に、また新しい命を育てるような“お母さんの役割”がハーモニカを通して与えられたようで──
そんなふうに思えることが、今はとても嬉しいです。
🎬🎶 今回の演奏動画はこちら!
🎥 正統派バージョン(音源付き)
(Easttop Rhapsody × You Raise Me Up)
🎥 おまけバージョン(アカペラ・ヨウム乱入)
ヨウム「もうやだ!」入り
🌿 ハーモニカの個性と向き合う、静かな時間
ハーモニカにもそれぞれ個性があり、
演奏スタイルや曲の雰囲気に合わせて使い分けていこうと思っています。
そんなふうに音を選ぶ楽しみが増えました。
実は今、少し体調を整える必要があり、ライブなどの激しいアクティビティはしばらくお休みしています。
でもその分、静かに過ごすこの時間を使って、動画や記事などを通じて、
みなさんにお伝えしたいことや、練習の励みになるような内容をたくさん発信していきたいと思っています。
Hitoco