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ハーモニカ演奏と親指・左肩の不調 ― ピラティスで腑に落ちた身体の使い方 ―

ハーモニカ演奏と親指・左肩の不調

― ピラティスで腑に落ちたこと ―

 

久しぶりに、以前エクササイズを受けていたインストラクターMさんのピラティスを受けました。
彼は昔から、動きをとても機能的な言葉で説明してくれる人で、今回、強く印象に残ることがあったのです。

私は両手ともCM母指関節炎があり、ステロイドの効果が切れたことで、再び痛みが出てきています。特に症状が強いのは、ハーモニカを支える左手だ。親指を折り込むようにして長年楽器を持ってきたため、親指の痛みだけでなく、左肩の可動域も右より狭く、日常でもつらさを感じています。

ハーモニカを長時間持っていることはできるのに、ペットボトルの蓋を開けるのが大変だったり、小さなものを指先でつまむ動作が極端にやりにくかったりします。何気なく物を持った瞬間に、親指の付け根に鋭い痛みが走ることもあります。力仕事をしているわけでもないのに起こるこれらの不調は、親指の筋肉がうまく使えないのです。

 

 

今回、Mさんのピラティスを受ける中で、四つん這いの姿勢を取ったとき、
「親指には、親指だけで支えるための筋肉がある」
という話が出ました。

そして、親指まわりのトラブルを軽減するためには、四つん這いの姿勢で親指をしっかり上げて支えることが大切ということ。おそらくこれは、親指を折り込んで潰すのではなく、付け根から伸ばす方向に整え、母指球の筋肉をきちんと使う、という意味だと理解している。ほんと、何気ないこと!

 

ポーズを取りながら、その簡単な伸ばすができない!!!

 

親指には母指球筋と呼ばれる、親指専用の筋肉群がある。ここが本来の働きをすると、手のひらに安定した土台が生まれる。しかし、この筋肉が弱ったり使われない状態が続くと、親指の関節に負担が集中しやすくなり、その影響は手首や前腕、さらには肩にまで及びます。

 

ハーモニカの構えで、常に親指を折って支えてきた私にとって、この説明は非常に腑に落ちました。左手の痛みや、左肩の動かしづらさは、年齢や筋力の問題じゃない。長年の持ち方・支え方によって作られた身体の使い方のクセが、親指から連鎖的に影響しているってこと!!!

親指という小さな部分をどう使うか。
それが、手首や肩、ひいては全身の動きにまで関わっているなんて。

 

 

親指の付け根(母指球)を含めて、手のひら全体で床を受けている状態。
→ 力が分散され、手首・前腕・肩が安定しやすい。ハーモニカを支えている親指は曲がってしまっていて真っ直ぐに伸びないのです。ここで親指を伸ばしてあげるのです。

 

 

今までの私の感覚では、「体幹を鍛えること」は、姿勢や動きの土台を強くして、そこから細部を整えていくものだと思っていた。体幹が安定すれば、手や肩の余計な力みも抜けて、結果的に末端は整っていく——そんな順番で理解していました。

けれど今回のピラティスでは、順番が逆。親指のような小さな部分、つまり“細部”の使い方が崩れると、手首や肩が不安定になり、全身の支え方そのものが変わってしまう。細部が整うことで体幹が働きやすくなり、動き全体が楽になる。私にとっては、「体幹→細部」ではなく、「細部→体幹」という......

感動!!!

ハーモニカを演奏している人に限らず、このような親指の症状を持っている人にとって、「親指を伸ばしてあげる」という行為は、とてもささやかだけれど重要なことだと思います。強い運動でも特別なトレーニングでもなく、ただ親指を折り込まず、付け根から整えて使うこと。それだけで、関節への負担のかかり方や、手全体の安定感は大きく変わります。何気ない動作の中に、身体を守るヒントが隠れているのだなと、今回あらためて感じました。

 

HITOCO


 

 

 

-こころとからだ, 今日のハーモニカ
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