アドリブを暗譜するのは大変な労力です。まず暗譜はできないだろうと思ってしまわれる方はずいぶん多いかもしれません。
誰でもこの曲 いいなあ と思ったら
真似てみたいですよね。それを覚えてみたい!って
思いますよね!それが楽譜になっていたら
それを見ながら奏でたいものです。だから私は暗譜するんです。
暗譜すると余裕を持って演奏することができます。
さらに...覚えた事からコードを当てはめるって事も出来ます。
パズルみたいです。
絶対暗譜しなくちゃいけないと言う事は無いののですが、
暗譜をしようと言う気持ちでやるのと
譜面を見ながらでいいやと演奏するのではずいぶんと出来上がりのうまさが変わってきます。
暗譜に近いまですると余裕を持って吹けます。
将棋の一手先を考えるのと一緒です(o^^o)
他の曲を段階的に覚えてゆくにも、レパートリーを増やしていくにも、上手く吹けるようになるためにはまずは真似てみて、よりしっかり覚える。だから暗譜してみるのです。
私はよく なんで譜面を見ないで 吹くことができるのか?
なんでそんな難しいのを暗記ができるのかと尋ねられます。
チックコリアのスペインのアドリブなんかじゃ、”アラユルコトヲモxxxx...なんて。
聞こえてくる音に言葉をつけてみる。
流れが単調な(アドリブが単調なのではなく曲のコードの変化が少ないと言う意味です。)アドリブは使われる音が似ていることが多いので混乱しやすいです。
ですので私は対策として物語を4小節に付ける、又はイメージ映像をつけています。
覚えてしばらくすると曲だけが残り物語の内容忘れてしまうのですが、
例を挙げてみますと1番苦労したのは、徳永先生アドリブアレンジ、超難関キャラバンでした。
これには日本の古い唱歌とおりゃんせを当てはめてみました。
砂漠のキャラバンを想像しながら
日本の関所を想像すると言う馬鹿げた発想ですが笑
歌詞はこうです(o^^o)
🎶とおりゃんせとおりゃんせ
ここはどこの細道じゃ
天神様の細道じゃ
🎶ちいっと通てくだしゃんせ
🎶御用のない者通しゃせぬ....
いかがでしょうか?
これ以外に素敵なアップの方法がもしあったら
私にも教えてください(^ν^)
それから余談ですが、先生が譜面に書いてくださっているアドリブは変更していいんです。
アドリブは本来自分で作るものだから、自分の苦手なフレーズとかは変えてしまって構わないんです。
先生にお伺いするとそれでいいやとおっしゃいます。そうやって自分のオリジナルを作っていくんだと!
クラシックと違ってこの辺は自由です。
あきらめないで挑戦してみましょう。😊