ジャズ理論とかいつまでたっても詳しくならないんですが、詳しくならなくてもなんとなく洒落た装飾をしてみる事がアドリブの第一歩だと思っています。😊
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そしてちょっと洒落た間奏を入れて楽しみたい!そこが出発点です。そこが出発点であり、ジャズ、アドリブには実はどんなベテランになっても終わりがないといいます。
私はあくまで自分の経験としてのアドリブ考なので気楽に読まれて下さい。
もしその部分を詳しく専門用語を含め、習いたい方はそれがよくわかっている先生にお聞きくださいね。😊
よく楽譜に装飾音符って見かけますね。自分のアドリブの付け方ってまずはそこから始まっているんです。
綺麗だな!おしゃれだなぁ!と装飾音符を聞いてそう感じた事はありませんか?
この装飾音符って1番簡単なのはすぐ隣の半音をチョロっといれるやつです。
しかしあくまでチョロっと。
このチョロっとしなきゃならないのはとっても不安定な音で、つまり不協和音。同時に強い音で鳴らしてしまうと非常に不快感のある音になるのですが、これがいい味を出すんです。
(ただ好みがありますので、全くそういうものを受け付けない方もいますが。)
例えばこの写真を見て下さい。
ずいぶんと長い装飾音符が一小節の中を飾っているのがご覧いただけるでしょう。これはセロニアス・モンクのPannoniaという曲の 譜面です。
この装飾音符部分がこんなに一小節の中を彩ってるんですから。
ね、この装飾音符ってまさにアドリブじゃありませんか。😊
いきなりすごい難しい譜面を出して驚かれてしまったかもしれませんけれど、はじめの1歩はポロン!と一滑りの音を!繋げたい音と相性の仲良しな音を! 選んでもよし。不協和音を選んでもよし。
そんなところから気負わないで
アドリブを作ってると思わずにちょっとおしゃれに着飾ってあげる気持ちでメロディーに音を飾ってあげましょう。
これをアドリブだと思うことはあなたに余裕を持たせます。何故なら装飾音符はいつも相手(大きい音符)を頼っているから頼もしいでしょう。
隣同士の不協和音をあっちもこっちもつけてみて、これはおしゃれに聞こえないかな?ちょっと不気味に聞こえないかな?と音と言うものを探ってみて下さい。
私はこの探すと言うことを何度も何度もやっています。
仲良しだと思う音はどの音とどの音の組み合わせの時かを知ること。
嫌なとはどれとどれか。
まずは知ってみて下さい。
(自分で考えなくてはダメですよ。これができないとたくさんのアドリブなんか思い浮かべるようにはならないでしょう。)
ほら、これはもしかすると言葉になっていないけれどこれが音楽理論にも似てませんか?
それから次のステップです。
ちょっと音とかもここに付属させたかったけれど、まずは頭に種を撒きます。😊
HITOCO