クロマチックハーモニカを始めて練習する方へ

クロマチックハーモニカを始めて練習する方へ

クロマチックハーモニカを初めて吹いてみる時どのくらいの圧で吹くと良いのでしょうか。

人によって音を出すときの息の強さがそれぞれ違います。強く吹いても弱く吹いても音は出るのです。ちょうど良い塩梅と言うのは、はじめのうちなかなかわからないものです。

どちらの吹き方でも一応音が出るのですが、力が強すぎたらむしろ音が出ません。子供の時にハーモニカを吹いたことのある方はいらっしゃると思いますが、クロマチックハーモニカは、明らかに学童用とは違います。
あまり強い息で吹こうとすると場所によっては音が出せなくなってしまいます。

その時あなたは
「ここの音が詰まってる!吹きにくい‼︎ 」とその時は感じるかもしれません。

私は振り返ってみると、独学で僅かの期間練習してみた時は上手に音が出せてなかったです。そしてコツをつかむのはなかなか難しい.....

ある程度上手にふけるようになると、できない音が出せないと言うことがなくなってしまうので、高音部の音出しにてこずっていたことをすっかり忘れていました。

 

実は、クロマチックハーモニカで1番初めに買ったものはSCX48。獨クリスマスマーケットでみた欧米のハーモニカのクロマチックハーモニカを手にしたい気持ちでいっぱいだったから、ネットで検索しオススメのコレ(写真1)を購入したのでした。

SUZUKI SCX42

SUZUKI SCX42

 

この後、Suzuki複音クロマチックハーモニカ,Suzukiシリウス, Hohner Super64漆 ,Hohner Super64X, etc. 何本も購入していくのですが…ハーモニカを早く吹けるようになりたい。あのハーモニカよりこっちが吹きやすいのかもしれない...徳永先生がこんなに上手に吹いているのだから近道はこれだ!などと熱い気持ちでしたから。しかし...これは無意味だったなあでした。だんだん好きな一本だけになってしまうからです。ハーモニカには若干の差があると思っています。

さて話を元に戻します。

自分の腕前を棚に上げて初メインテナンスをした話と簡単なメインテナンス

高音部の音が上手に出なかった私は高音部は中間部のリードよりも狭くなってるせいだと思い、無理矢理リードの隙間を広げてしまったのです。で…リードを変形させてしまったわけなので、もうそれで元の状態には戻らなくなってしまっておしまいになったんです。これが1本目でした。😞もう使えなくなりました。

のちに徳永先生に修理を頼んで、お恥ずかしながら先生のブログで紹介されたことがあるハーモニカです(^_^;)

本当はせいぜいリードは微かにはじく程度がよいです。ハーモニカは出荷前に一つ一つ検品されているはずだからそんなにおかしな状態であるはずがありません。

検品中のハーモニカHohner 社の工場見学での一コマ

 

 

それとアルコールでマウスピースを拭いておいてあげる。次回使う時 唾液の成分でちょっと固まったかのように動きが悪い事があります。

 

白いペラペラした薄いシートがくっついていますがそれはバルブと言います。定期的に新しくするのが良いですができないならこちらもちょっと弾いてあげましょう。

わずかにリードを弾く時はすごく薄いヘラ状のものを使用して下さい。私はペインティングナイフの一番細いものを使っています。

 

結論初めて習う人にとって高音部は
ハーモニカを吹くときの力が強すぎると音が詰まったかのようにだけでなくなるのです。つい吹く力が弱いと勘違いされる方もいますが、そうではなく、強すぎるとダメなのです。弱い力で吹いてみましょう。

 

おまけ

ハーモニカ技術習得は努力しかないと思って。ただひたすら丸暗記すれば才能は生まれるのだーなどと士気を高めました〜(^_^;)英単語のを丸暗記と同じかな。猫🐈‍⬛はどうして猫🐈‍⬛なんて考えない。ただ覚える。そうすると形があるので見えてくるものやわかってくることがあるのです。

だって学びはマネからって言うでしょう。優れた人の真似をしていれば自分のものになる。

だから、優れた人の研究はよくします。興味を持つことはとことん研究します。

でも。。。習っていたから、より目標を見失わず、ハーモニカを通じて色々な出会いや楽しい思い出ができたのだと思います。😊

 

HITOCO

-ハーモニカダイアリー
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